WORKS

024
進化しつづける

”家族葬” に特化した郊外型の葬祭会館です。クライアントはすでに多様な会館を運営されていますが、この施設のありかたは立地条件も勘案しゼロベースで検討されました。提供する高度なサービスは施設運用との関係性で最適化が図られています。これまでと違い家族室が2室ある事もそのひとつ。れぞれのプライバシーが確保された上で、受け入れのキャパシティがアップ。これにより葬儀日程の柔軟な設定が可能となりした。又、植栽、造園のデザインにも力を入れ、建材では決して表現で出来ない 柔らかさや豊かさ” を会館のイメージとして発信しています。既存会館の課題を次にフィードバックし、進化しつづけるクライアントのビジョンが形となっています。

名  称:ファミリーホール深谷
所  在:埼玉県深谷市
完  成:2014年
用  途:斎場
構造規模:鉄骨造1階建
敷地面積:5154㎡
延床面積:746㎡

構造設計:株)エストルクトゥーラ/戸倉雅幸
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義
造園設計:株)フルカワデザインオフィス/古川亮太郎

施  工:古郡建設(株)

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

023
深谷のアイコン

県道沿いのちょっと変わった形のフラワーショップです。大きく張り出した軒とデッキテラスにより、店舗の内、外、中間領域がシームレスにつながり、それぞれが商品陳列のための仕掛けとなります。町中の路面店のように歩くスピードであれば商品の視認は容易です。しかし、車目線で訴求するには外観で商品の魅力を表現する必要があります。それも一瞬で。車を駐車場に入れ、歩いて店内へと続く一連の動作はそれだけで心理的なハードルです。これを超えるための魅力ある世界感をどう表現するかがテーマでした。この形はその帰結です。 ”今度通ったら、ちょっと寄って見よう” を誘発するデザイン。ロードサイドのアイコンを目指しています。

名  称:アイフラワー深谷店
所  在:埼玉県深谷市
完  成:2013年
用  途:店舗
構造規模:鉄骨造1階建
敷地面積:538㎡
延床面積:99 ㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:竹並建設(株)

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

受  賞:NICHIHA SIDING AWARD
     2013 非住宅部門プラチナ賞

022
ホスピタリティー

市街地の斎場敷地に別棟として建てられた小さな建物です。故人安置のための施設です。敷地内には複数の既存建物があり、そのニッチなスペースを有効利用するプロジェクトでした。既存建物は葬儀式典のためのホール棟、会食棟、それつなぐ渡り廊下、倉庫等です。求められたのは渡り廊下に有効に接続する事、既存施設とのデザイン上の調和を図る事、低工事費である事でした。外装の化粧ルーバーは足場に使われる単管パイプに塗装とし、適度な目隠しの機能も持たせています。この化粧で渡り廊下とデザいンのマッチングを図り、同時にクライアントの提供する高度なホスピタリティーを象徴する事を目指しました。

名  称:さいたまセレモニーホール深谷 別棟増築
所  在:埼玉県深谷市
完  成:2012年
用  途:斎場
構造規模:木造1階建
敷地面積: -
延床面積:50㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:守屋八潮建設(株)

021
陽だまりに包まれて

国道から少し入った静かな環境が立地の小さな木造平屋建、3棟です。近接した葬儀会館のご遺族滞在のための施設です。小さな葬儀にも対応可能で、和室2室、リビング、キッチン、バス、トイレと自宅感覚で過ごせます。3棟は適度な距離で離しプライバシーを確保しています。建物名称の通り故人を思う特別な時間に ”陽だまりに包まれるような穏やかな時間を提供する” がコンセプトです。採算性を考えると3棟は別棟とするより1棟で間仕切る方が有利です。ビジネスの収益、顧客の満足、社会貢献の3つを高いレベルで満たす事がクライアントの理念で、このプロジェクトも例外ではありません。

名  称:メモリアル陽だまり荘
所  在:埼玉県秩父郡皆野町
完  成:2012年
用  途:斎場 控室
構造規模:木造1階建 3棟建て
敷地面積:2980㎡
延床面積:209㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:守屋八潮建設(株)

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

020
変容する形態

旧中山道沿い、サクラ並木が美しい川辺が立地の葬祭会館です。クライアントは既に複数の会館も運営されハイレベルなノウハウもお持ちでした。しかし、社会の変化は葬儀の形態も様々に変容させます。既設の会館では対応し切れないスピードです。キャッチアップするための戦略が練られました。打ち出されたビジョンはすでには定着しつつある ”家族葬” です。立地条件、潜在需要、建物規模、費用対効果、採算性、運営プログラム、様々な試行錯誤が図面に落とし込まれ当会館に反映されています。

名  称:ファミリーホール本庄
所  在:埼玉県本庄市
完  成:2011年
用  途:斎場
構造規模:鉄骨造1階建
敷地面積:3592㎡
延床面積:533㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:竹並建設(株)

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

受  賞:NICHIHA SIDING AWARD
     2012 非住宅部門ゴールド賞

019
ハイブリッドな施設として

市の中心部に比較的近い立地の斎場です。クライアントは同地域で3つの異なる規模の葬祭会館を運営されており一定のバリエーションがありました。しかし認知度が高まりシェアも順調に拡大していくにつれ、その事が逆に葬儀のスムーズなご案内を妨げることにもつながり一つの課題でした。当会館は故人をお預かりする機能を担い、既設会館とのネットワークの拠点となります。さらに葬儀の事前相談の窓口、他の会館より小さな葬儀の受け皿、という3つの機能を合わせ持っています。多機能をコンパクトに納めたハイブリッドな施設としてクライアントの戦略が集約されています。

名  称:メモリアルやすらぎ館
所  在:埼玉県秩父市
完  成:2011年
用  途:斎場
構造規模:鉄骨造1階建
敷地面積:1783㎡
延床面積:411㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:株)高橋組

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

018
ハレの場

ホテルのカーペット張替えプロジェクトです。宴会場と前室のロビーです。結婚披露宴、記念式典、パーティ、展示会、様々な用途で利用されます。デザインの狙いを汎用性のあるものとするか、絞るか。クライアントの結論は ”結婚披露宴をターゲットに、花嫁が引き立つデザインを” でした。ハレの場として披露宴会場に求められるもの、ホテル全体の持つイメージ、他の宴会場との対比、様々な角度から検討しコンセプを練り上げました。図案はその内の数点です。それぞれの案にストーリーがあり狙いがあります。決定案のコンセプトは ”派手すぎず、地味すぎず、調和的に” です。

名  称:埼玉グラントホテル本庄宴会場床改修
所  在:埼玉県本庄市
完  成:2010年
用  途:ホテル
構造規模:RC造5階建
敷地面積: ー ㎡
延床面積:550㎡(施工床)

ディレクション:MATSUBARA DESIGN/松原好謙
同 恊働:Yoshida DESIGN/吉田知代
デザイン:スミノエ/西田弦生
デザイン:YARN DEPT/棟方潤乃
デザイン:ニッシン/木全奈奈

施  工:株)スミノエ

012
プライバシーをしつらえる

田園に建つ葬祭会館です。エントランスを入ると正面の庭園が来館者を迎えます。右に進むとホール棟、左は遺族の控室棟となります。母屋と離れをつなぐエントランス、分断する庭園。この関係性がこの建物の特徴です。庭園は3方向へ景観を提供するのと同時に2棟の距離を確保しています。これにより ”故人との特別な時間を落ち着いて過ごす” という会館の独自性を強調します。葬儀という非日常にあってパブリックとプライバシーの絶妙な距離感。単なる控室ではない ”ハイグレードな離れ” というクライアントの狙いが形になりました。

名  称:さいたまセレモニーホール児玉
所  在:埼玉県本庄市
完  成:2011年
用  途:斎場
構造規模:鉄骨造1階建
敷地面積:6280㎡
延床面積:668㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:竹並建設(株)

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

010
森の斎場

小高い山、市営の公園墓地に近接した森に囲まれた葬儀会館です。クライアントにとって3棟目の会館です。設計にあたり葬儀規模の適性や、マーケットの将来性、事業のビジョンが慎重に検討されました。結果、葬儀式典のホール、会食室ともこれまでより広めに決定されました。別のバリエーションを用意しようという事です。これが基軸となり諸室の広さや関係性が導き出されています。会食室は機動的に利用出来るよう可動間仕切りを設置し、適宜必要なスペースをに分割できるものとなっています。

名  称:メモリアルホール聖苑
所  在:埼玉県秩父市
完  成:2004年
用  途:斎場
構造規模:鉄骨造1階建
敷地面積:2933㎡
延床面積:829㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:(株)高橋組

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

009
山あいの斎場

市の中心部にほど近く、南北に山を望む山あいの葬祭会館です。建設にあたり、従前の良好な住環境を維持する事は ”公共性の高い建物の社会的責任” であるとするクライアントの理念が設計の土台になっています。外観デザインも町並みとの親和性を重視し ”和” を意識しています。建物配置は近隣住居と一定の離隔距離を確保。開口は ”見る見られる” の関係を勘案した位置に設置。そうした多岐にわたる配慮と会館の運営プログラムをうまく両立させ、齟齬のない建物を目指しました。

名  称:メモリアルホール秩父
所  在:埼玉県秩父市
完  成:2004年
用  途:斎場
構造規模:鉄骨造1階建
敷地面積:1719㎡
延床面積:706㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:(株)守屋組

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

008
回廊

市街地に立地する2階建ての葬祭会館です。葬儀式典のためのホール、遺族控室、導師控室、お清め室をパッケージとしてフロアごと貸し切りにするのが前提です。エントランスを入ると2層吹き抜けのメインロビー、中庭と連続し来館者を迎えます。中庭はこの建物を特徴づける回廊の中心軸です。これはにより諸室への動線が制御されます。又ガラス越しの中庭は植栽と太陽光により刻々と表情を変え、ご遺族と会葬者をもてなします。会館スタッフの接客力と建物のしつらえがシンクロし相乗効果となる事を目指しました。

名  称:さいたまセレモニーホール熊谷
所  在:埼玉県熊谷市
完  成:2003年
用  途:斎場
構造規模:RC造2階建
敷地面積:1992㎡
延床面積:1499㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:(株)時田工務店

撮  影:川澄小林研二写真事務所/中村隆

006
根津TWINS

下町風情の残る人気のエリア ”谷根千”の住宅2棟、同時施行のプロジェクトです。敷地間口が狭く奥に長い、いわゆる ”うなぎの寝床”。 光を取り入れる工夫は2件共通で ”中庭” です。ただし、食べる、寝る、くつろぐ、働く、といった場の関係性が全く異なります。クライアントは片やフォトグラファー、片や編集者。フォトグラファーは仕事のためのスタジオ併設、職住の関係性がポイント。編集者はキッチンにこだわりをお持ちでこれが家のコア。求める事はそれぞれに個性的で多岐に渡りました。全てを実現する事は不可能。設計のプロセスでは捨てる勇気も必要になります。しかしその事が逆にシンプルで豊かな生活を見せてくれます。

名  称:根津の家2棟(a棟、b棟)
所  在:東京都文京区
完  成:2001年
用  途:住宅
構造規模:鉄骨造3階建
敷地面積:a棟 45㎡、b棟 43㎡
延床面積:a棟 86㎡、b棟 88㎡

構造設計:株)アービア設計事務所/白石梢
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:株)ジーコーポレーション

003
本郷のセカンドハウス

庶民的な風情を残した静かな佇まいの街。路地の突き当たり、ブロック造2階建ての住宅です。地元の不動産業者様とのプロジェクト。セカンドハウス、収益物件としてのリノベーションです。”下町のモダン” がデザインコンセプトとです。コストの関係で選択したのがセメント系の波板を張ったファサァード。通常とは違い化粧材として使っています。ローコストを感じさせないよう、重ね部分と両端部の小口処理を工夫し、波形がきゃしゃな板材ではなくソリッドな意匠となる事を目指しました。内部は ”視線の抜け” を意識した工夫で狭さ感を軽減しています。

名  称:本郷の家
所  在:東京都文京区本郷
完  成:2001年
用  途:住宅
工事種別:リノベーション
構造規模:ブロック造2階建
敷地面積:25㎡
延床面積:40㎡

プロデュース:実用春日ホーム/児玉隆

施  工:株)ジーコーポレーション

001
諸刃の剣

商店街のブティックです。1、2階が店舗、3階が事務所の構成。最大の特徴はフロントウインドウをセットバックさせている事です。雑然と連続した商店街の町並みにぽっかりと穴を開け、独自の空気感を作り出す事が狙いです。この ”場” 全体がショーケースとなり1、2階のショーウインドウへと高い視認性で連続していきます。しかしセットバッックさせる事は諸刃の剣です。道路境界からエントランスまでの距離は3層分の吹抜けとあいまって ”プレミアム感” を演出します。しかし一方で心理的に ”敷居の高さ” にもなり得ます。顧客層、商品イメージ、競合店との対比、創業以来の強みと弱み、様々な条件を勘案し、あえてこれをファサードの仕掛けとしました。

名  称:モード山岸
所  在:神奈川県相模原市南区相模台
完  成:2000年
用  途:店舗(ブティック)
構造規模:RC造3階建
敷地面積:120㎡
延床面積:224㎡

構造設計:株)北設計/吉田智久
設備設計:A-PLANING/渡辺宏
電気設計:有)ユーリ設計/小林正義

施  工:三友建設(株)

撮  影:安川千晶